固定金利の住宅ローン「フラット35」金利は過去最低!

2012年6月6日

先日、住宅金融支援機構北陸支店は、「フラット35」の6月の融資金利を発表。

 北陸の金融機関では・・・

    返済期間21年以上の場合  2.01~2.36%

    返済期間20年以下の場合  1.71~2.06% 

 となり、前月に比べ、それぞれ0.06%、0.05%引き下げられました。

「フラット35」は、全期間固定金利タイプの代表的な住宅ローンで、2003年10月からスタートしました。  

それが、今月は、これまでで一番低い金利となりました!

数年前は、長期の固定金利といえば、家計シミュレーションではだいたい3%を目安にしていたので、だいぶ下がって来ましたね↓

(※ ちなみに、フラット35の借入金利は、申込み時の金利ではなく、融資資金の受け取り時の金利が適用されます。)

  

ところで、固定金利の住宅ローン金利は、“長期金利”を参考に決められています。 

(※ 長期金利とは、10年満期の国債の利回りのことで、株と同じように日々変化しています。)

 長期金利が下がっているので、住宅ローンの金利も下がってきているワケです。

  

  

この長期金利の動向に少し注目すると、金利の動きが見えてくると思います。

 住宅ローンの金利は、わずかな金利の差が、返済金額の合計ではかなりの金額の差が出ます。 

これからローンを借りる予定の方は、長期金利の動きを観察してみてくださいね!