【フラット35】S (優良住宅取得支援制度)
そもそも【フラット35】は、一定の技術基準を満たしている住宅であることが融資の条件となりますが、【フラット35】Sは、その基準に加え、
省エネルギー性
耐震性
バリアフリー性
耐久性・可変性
の4つの基準のうち、いづれか1つ以上の基準を満たしていることを条件に、ローンの金利が優遇(金利が一定期間引き下げ)されています。
現在、下記の4つの金利引き下げプランがあります。
①【フラット35】Sエコ (金利Aプラン)
当初5年間 金利▲0.7%、6年目~20年目まで 金利▲0.3%
※平成24年10月31日日までの申込みまで適用
それ以降は、【フラット35】Sベーシック(金利Aプラン)と同じ
②【フラット35】Sエコ (金利Bプラン)
当初5年間 金利▲0.7%、6年目~10年目まで 金利▲0.3%
※平成24年10月31日までの申込みまで適用
それ以降は、【フラット35】Sベーシック(金利Bプラン)と同じ
③【フラット35】Sベーシック (金利Aプラン)
当初10年間 金利▲0.3%
※平成25年3月31日までの申込みまで適用
④【フラット35】Sベーシック (金利Bプラン)
当初5年間 金利▲0.3%
※平成25年3月31日までの申込みまで適用
【フラット35】Sエコについては、東日本大震災の被災地の場合、金利引き下げ幅が異なり以下のようになります。
①【フラット35】Sエコ (金利Aプラン)
当初5年間 金利▲1.0%、6年目~20年目まで 金利▲0.3%
②【フラット35】Sエコ (金利Bプラン)
当初5年間 金利▲1.0%、6年目~10年目まで 金利▲0.3%
<注意点>
上記金利引き下げプランには、国の予算金額が決められていて、予算金額に達する見込みとなった場合は、申し込み期限より早く終了することがあります!!
前回の金利優遇幅1%のときは、昨年12月末締め切り予定が、3カ月も早く9月末で終了してしまいました。
【フラット35】Sエコは、省エネルギー性に優れた住宅に適用されます。
【フラット35】Sベーシックは、耐震性・バリアフリー性などに優れた住宅に適用されます。
また、
(金利Aプラン)と(金利Bプラン)の違いは、【フラット35】Sエコについては、
トップランナー基準といわれる省エネ性能の高い住宅や、耐久性・可変性の高い長期優良住宅などが(金利Aプラン)に該当し、
住宅性能表示制度の省エネルギ―対策等級が最上級の4の住宅が(金利Bプラン)に該当します。
【フラット35】Sベーシックの場合の、(金利Aプラン)(金利Bプラン)の適用要件、その他詳しくは、住宅金融支援機構のHPをご参照ください・・・・
建築のことをよく知らないと、イメージしにくいですね・・・(^^;私はさっぱり・・・
【フラット35】Sの適用を受けようとお考えの方は、建築を依頼する業者の方に、その旨伝えましょう!(^^)/
ファイナンシャルプランナー
寺井雪絵