本当の健康住宅とは?
来年4月からの消費税増税を前に、マイホーム計画をすすめていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
今日は、「医師が薦める本物の健康住宅」という雑誌をご紹介します。興味のある方は、参考にしてみてくださいね。
ここ10年ぐらい自然素材を使った住宅が増えているそうですが、壁の内側、床下の見えない部分はシックハウスの原因になるような化学物質を含む石油製品を使っていることが多いそうです。
(業者まかせで、素人にはわかりにくい部分ですね・・・)
みなさんは、日本の住宅の耐久年数をご存知でしょうか?
家を新築しても日本の家は、平均30年ぐらいしか持たないそうです。 一方、欧米の住宅は、100年~200年も持つと言われています。 この違いは何でしょう?
(欧米の家は、年数が経てば経つほど、価値が出ると聞いたことがあります・・・)
昔の日本の家づくりは、大工さんが適材適所で材木を選んで、確かな工法で妥協のない家を造っていました。 家の柱・梁・床などは無垢材を使い、壁は漆喰仕上げで、天然素材の耐久性をうまく利用し、湿気を貯めこまない構造になっていました。
(昔の家ほど、100年とか長持ちしていますもんね・・・)
現在では、大量生産・工期短縮のため、耐久性や健康に問題のある合板や集成材が多く使われているそうです(大量生産できて、施工も楽にできるのだそうです)。 また、高気密・高断熱の家を推奨した結果、大量の有害化学物質が室内を漂う状況になっているそうです。
現在、健康に問題がない方にとっては、そこまで気にするようなことではないのかもしれません。 でも、ぜんそく・アトピー・アレルギーなどをお持ちのご家族、環境の変化に敏感なご家族がいらっしゃるご家庭の方は、とても重要なことだと思います。
また、ほとんどの方が一生に一度の家づくりになるので、せっかくなら安心安全で長持ちする家にしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか? その分予算が多少上がったとしても、長い目で見れば高くなかったーと思えるのかもしれません。
(追記)
この雑誌の中では、もうひとつ、電磁調理器についても書かれてありました。 近年のオール電化住宅の推進により、ほとんどの新築住宅のキッチンには「IHクッキングヒーター」が使われています。 この「IHクッキングヒーター」から出る電磁波が健康によくないのです。 日本ではあまり知られていないですが、国際的には電磁波の健康被害が深刻な問題になっています。 電磁波といえば、すべての家電製品から出ているのですが、気をつけるべきは、「強い」電磁波を出して「近く」で使う製品であり、それが「IHクッキングヒーター」です。 調理中ずっと近くで強い電磁波を浴びることになります。
欧米では一般的に使用されている「ラジエントヒーター」というものがあります。 これは、「IHクッキングヒーター」から出る電磁波に比べて、数百分の一程度と少なく安全に使えるそうです。
ちなみに、私の家では、「ラジエントヒーター」を使っています。同じ電磁調理器であれば、安全なものがいいですよね(^^)
ファイナンシャルプランナー
寺井雪絵