竜巻、強風、落雷の補償は、火災保険で

2012年5月25日

すっかり5月も終わりに近づきました。

この春は、4月はたびたび強風が吹き荒れ、5月には北関東で竜巻の被害がありました。

被害を受けられた皆様には心からお見舞い申し上げます。

  

火災保険といえば、火事になったときしか保険が出ないと思っている方も多いようですが、火事以外でも、自然災害の「風災・ひょう災・雪災」も火災保険の対象となります。 竜巻や強風は、風災に該当します。 

ただし、従来からの火災保険では、保険の支払いの条件として、「被害額が20万円以上の場合」など一定の規定が定められていて、すべて保険が出るというわけではありません。 

(最近の火災保険では、20万円未満でも対象となる契約方式が可能です。保険料はその分アップします。)

   

また、これからの季節、雷が鳴ることが多いですが、「落雷」も火災保険の対象となります。

落雷により、パソコン・テレビなど家電製品が壊れた場合などが該当します。 ちなみに、火災保険は、「建物」と「家財道具」について、別々に保険をかけることになっています。 家電製品は「家財道具」になるので、建物だけ補償の対象となる火災保険では保険は支払われませんので、ご注意ください。

間違えやすいですが、エアコンは同じ家電製品でも、建物に取り付けてあるため、「建物」の補償にはいります。

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個人的には、4月上旬の強風で、当事務所玄関のガラスが割れてしまいました。 修理代は、7,700円。 火災保険に入っていますが、上記のとおり、風災は被害額が20万円以上でないと保険が出ないため、今回は自己負担しました。 

窓ガラス1枚でも保険が出るようにするなら、自己負担0円の契約方式に変更すればいいのですが、保険料は私の場合は年間2,520円アップでした。 例えば、家が田んぼに囲まれているとか、高台に建っているなど、風当たりの強いお家にお住まいであれば、保険が出やすいように自己負担0円方式のほうがいいかもしれませんね。